自律神経失調症の原因・症状でよくあるお悩み
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暑くないのに
汗をかいて
しまう -
頭痛やめまい
の原因が
わからない -
イライラ
しやすく
なってしまった -
寝つきが悪く
睡眠が浅い
中高年になると増える自律神経失調症
自律神経失調症は、
頭痛やめまい、動悸、精神的な不安定など心身に不調をもたらす病気です。
原因のわからない不調にお悩みの場合、
自律神経失調症の可能性があります。
心身の不調がつづけばストレスになってしまい、
そのストレスがさらに自律神経失調症を悪化させてしまいます。
自律神経失調症の対処や予防法を知り、
日常生活の中でも対処・予防を行っていきましょう。
自律神経失調症でお悩みの方におすすめのメニュー Recommend Menu
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接骨院の代表的な施術のひとつが、「鍼灸」です。
鍼灸には古い歴史があり、さまざまな効果が期待できる施術になります。
肩こりや腰痛などの慢性症状だけではなく、捻挫や肉離れなど急性症状にも対応することが可能です。
鍼灸の仕組みや効果、改善が期待できる症状について詳しくご紹介していきます。
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水素吸入療法は、今注目されている施術です。
水素ガスを酸素とともに体内へ取り込むことで、悪玉の活性酸素を除去することができます。
悪玉の活性酸素は、加齢や日常の習慣が原因で誘発されています。
この悪玉活性酸素を除去すれば、アンチエイジング効果や体質の改善、疲労回復などさまざまな効果が期待できます。
水素吸入療法の詳しいメカニズムや期待できる効果について詳しくご紹介します。 -
日常生活の習慣や不良姿勢により生じた身体は、ゆがみが生じてしまいます。
身体のゆがみは肩こりや腰痛、頭痛、倦怠感などさまざまな不調を引き起こす原因です。
整体では不調症状の緩和だけではなく、身体の状態を確認しながら不調の根本の原因のゆがみを整えていきます。
自律神経の乱れは心身にさまざまな不調を引き起こします
自律神経失調症とは、自律神経のバランスが乱れてしまう病気です。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、バランスを保つことで心身の健康を維持しています。
なぜ自律神経に乱れが生じてしまうのでしょうか?
自律神経に乱れが生じる原因や、それによって起こる不調症状についてご紹介します。
【自律神経失調症とは】
自律神経は、内臓や血管など身体の機能をコントロールする神経です。
交感神経と副交感神経という2種類の神経が異なる役割を担い、バランスを保つことで心身の健康を維持することができます。
●交感神経
日中や活動時に働く神経です。
血流を促して体温を高め、心拍数を増加させることで身体や脳を活発にします。
●副交感神経
夜間やリラックスしている時に働く神経です。
血流を落ち着かせて体温や心拍数を落とし、身体や脳をリラックスさせます。
【原因】
●ストレス
人間関係や仕事など、ストレスを感じると交感神経が活発になります。
ストレスが溜めこまれるとリラックスしたいときにも交感神経が優位な状態がつづいてしまい、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
●ホルモンバランスの乱れ
自律神経のコントロールは脳の視床下部で行われています。
ホルモンの分泌も視床下部で行われているため、ホルモンバランスが乱れると自律神経にも影響すると考えられています。
ホルモンバランスの乱れは、妊娠時や更年期に起こります。
●環境の変化
入学や就職、引っ越しなど環境が変化すると、精神的にも身体的にもストレスを受けることになります。
そうすると、交感神経が活発になることで興奮状態がつづいてしまい、心身に不調が生じるようになってしまいます。
●不規則な生活
人間には体内時計が備わっているため、日中と夜間で2種類の自律神経を自然に切り替えることができます。
しかし、不規則な生活をしていると体内時計が乱れてしまい、自律神経の切り替えがうまくできなくなってしまいます。
【おもな症状】
●ホットフラッシュ
自律神経は体温や分泌をコントロールする役割を担っています。
交感神経が優位になれば体温が高まり、異様な発汗やほてりが生じます。
●動悸、息切れ
自律神経は心拍数のコントロールも行っています。
交感神経が優位になると、心拍数が高まることで何もしていない状態でも動悸や息切れが生じることがあります。
●不眠
自律神経が乱れて夜間に交感神経が優位になってしまうと、脳や身体はリラックスすることができません。
寝ようとしても脳や身体が活発な状態にあるため、睡眠障害が起こってしまいます。
●頭痛、めまい、耳鳴り
自律神経は血流をコントロールしているため、バランスが乱れると血流障害を引き起こします。
血流が悪くなると頭痛やめまい、耳鳴りなどの不調が現れます。
●うつ症状
自律神経の乱れによる身体のさまざまな不調から、精神的にもつらくなってしまうことがあります。
また、交感神経が優位な状態がつづけばリラックスすることができず、イライラしやすくなります。
自律神経の急激な切り替えによって落ち込みや不安などが生じることもあり、うつ症状が現れるようになります。
つらい自律神経失調症による不調を緩和させましょう
自律神経失調症の不調症状は、他人から理解してもらえないというケースも少なくありません。
医療機関で検査しても原因がわからないため、どのように対処すべきか困っている方も多いでしょう。
自律神経失調症の不調症状は、日常の中でも対処することで緩和が期待できます。
対処法や予防法について知っておきましょう。
【対処法】
●深呼吸をする
深呼吸をすれば心身ともにリラックスすることができ、副交感神経が優位になることで自律神経を整えることができます。
深呼吸は腹式呼吸で行いましょう。
ゆっくりとお腹を膨らませながら息を吸い、吐き出すときにはお腹を凹ませることを意識してください。
●リラックスする
リラックスすれば副交感神経が優位になり、自律神経失調症による不調の緩和が期待できます。
ハーブティーやアロマなど、自分にあった気持ちを落ち着かせる方法を試してみてください。
●ツボを押す
自律神経失調症におすすめのツボは、次のとおりです。
内関(ないかん):手のひらを上に向けた際に手首にできるシワの中央から指3本分肘に向かった部分にあるツボです。
精神を安定させる効果があるといわれています。
労宮(ろうきゅう):手を握ったときに中指があたる部分にあります。
血流を改善し、疲労や緊張を和らげるといわれています。
心包区(しんぽうく):手のひらの中央で、中指から下にさがった部分のツボです。
太衝(たいしょう):足の甲の親指と人差し指の骨が交差する部分の前にある凹んだ場所にあります。
ストレス効くといわれています。
曲池(きょくち):肘を曲げたときにできるシワの外側の端にあるツボです。
井穴(せいけつ):爪の根元の横の部分にあるツボ群で、自律神経のバランスを整えます。
【予防法】
●規則正しい生活を心がける
規則正しい生活は体内時計を整え、自律神経を通常通りにコントロールするための大切な習慣です。
夜更かしや昼夜逆転の生活、長時間の昼寝は避け、日中に活動をして夜間は睡眠をとるようにしましょう。
できるだけ決まった時間に食事や睡眠をとり、朝は太陽の光を浴びることが大切です。
●運動する
運動中は交感神経が活発になり、運動が終わると副交感神経に切り替わります。
そのため、自律神経を整える効果が期待できます。
ウォーキングやジョギング、エクササイズなど継続しやすい運動をはじめてみてください。
●睡眠をしっかりとる
睡眠時には副交感神経が優位になり、交感神経を落ち着かせることができます。
しっかりと睡眠をとり、副交感神経が優位になる時間を作るようにしましょう。
●ストレスをこまめに発散する
ストレスを感じると交感神経が活発になり、自律神経が乱れやすくなります。
ストレスは溜めこまず、日頃からこまめに発散しましょう。
入浴や運動、趣味の時間を作るなど、自分にあうストレス発散方法を探してみてください。
ゆるやか鍼灸接骨院の【自律神経失調症】アプローチ方法
東洋医学では自律神経失調症は気滞(ストレス)が主な原因だと考えらています。
しかし気候の変化、体質、などにも関係しているといわれています。
不規則な食事、睡眠不足などの「不摂生」をすると、身体のリズムを乱し、自律神経が崩れます。
自律神経のバランスが乱れてしまうことは各臓器の乱れとされています。
その中でも特に自律神経を司る「肝」の働きが乱れると、自律神経失調症といった不調が起こると考えます。
実際の症状としては、精神活動、気血の運行、消化活動の調節に影響を及ぼします。
強いストレスで食欲に異常がでたり、便秘や下痢になったりするのはそのためです。
【自律神経失調症のアプローチ(鍼灸)】
ストレスにより気血の運行が滞った状態であるため、鍼やお灸で交感神経と副交感神経のバランスを調整して改善していきます。
また、過労や精神的ストレスを抱えている方の多くは、首や肩、背中にこりや痛みを抱えていることが多いため、筋肉の緊張をとり全身の血行状態をよくすることが必要です。
●自律神経失調症のよくある原因
自律神経失調症の原因には内臓、とりわけ消化器系の内臓(胃や腸など)の問題があります。
自律神経失調症イコール内臓の不調である、と言い切っても過言ではありません。
出現する症状はさまざまですが、食欲不振にそもそもの原因があると考えるべきなのです。
また、自律神経失調症には、心理的な不安、恐怖心など心因性の要素が強いケースもあります。
症状が一人一人違うようにその原因も一人一人違います。
内臓に原因がある自律神経失調症の方は、腹部の筋肉が硬くなっています。
また、腹部に触れられると吐き気などの不快な症状が生じるため、腹部に触れられるのを嫌がる傾向があります。
鍼灸は、症状を和らげていくことはできますが、ストレスや生活習慣が原因となっている場合、その原因の改善にも取り組んでいかなければ、完全な治癒には至りません。
そのため、患者様自身も生活習慣を見直したり、ストレスを減らせる工夫を行っていくことが必要となります。
著者 Writer
- ソ チョンデ
徐 貞大 - 所有資格:柔道整復師・はり師・きゅう師
生年月日:1976年4月6日
血液型:O型
出身:茨城県
趣味:スポーツ観戦、街の探索、読書
得意な施術:鍼灸施術、トリガーポイント施術
ご来院されるお客さまへ一言:皆さまが元気に過ごすための健康な身体作りのお手伝いをさせていただきます。