スポーツによるケガの原因・症状でよくあるお悩み
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競技中に
相手と衝突して
脱臼した -
投球練習で
肩を痛めている -
ジャンプの
着地に失敗して
捻挫した -
テニスを
していて
肘が痛む
スポーツのケガは2種類あります
スポーツをしていれば、ケガをすることもあるでしょう。
ケガにはさまざまな種類がありますが、
大きくわけると「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」の2種類があります。
捻挫や打撲など、一度の外力によるケガは「スポーツ外傷」です。
一方で、繰り返し外力を受けることで生じるケガは
「スポーツ障害」で、野球肩やテニス肘などが挙げられます。
スポーツ外傷とスポーツ障害の違いや種類を知り、適切に対処して安全に楽しくスポーツを行いましょう。
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ケガや病気を医療機関でみてもらう場合、保険証を提示して健康保険で診療を受けます。
また、交通事故のケガであれば自賠責保険、仕事が原因のケガや病気であれば労災保険を利用することになります。
こうした保険は、接骨院でも利用が可能です。
保険で施術を受ければ、保険に施術費用の一部もしくは全額を負担してもらうことができます。
接骨院で利用できる保険の種類やケガの種類についてご紹介します。 -
接骨院の代表的な施術のひとつが、「鍼灸」です。
鍼灸には古い歴史があり、さまざまな効果が期待できる施術になります。
肩こりや腰痛などの慢性症状だけではなく、捻挫や肉離れなど急性症状にも対応することが可能です。
鍼灸の仕組みや効果、改善が期待できる症状について詳しくご紹介していきます。
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筋肉は身体にとって大切な組織です。
筋肉には身体を支え、血液を循環させる役割があるため、健康維持には筋力が欠かせないといえます。
しかし、腰痛がある場合や体力が低下していれば、筋トレはつらいものです。
また、忙しくて時間のない方や、なかなか運動が続かないという方もいるでしょう。
こうした場合には、EMSトレーニングがおすすめです。
簡単に鍛えることができるEMSトレーニングとはどのようなものなのでしょうか? -
日常生活の習慣や不良姿勢により生じた身体は、ゆがみが生じてしまいます。
身体のゆがみは肩こりや腰痛、頭痛、倦怠感などさまざまな不調を引き起こす原因です。
整体では不調症状の緩和だけではなく、身体の状態を確認しながら不調の根本の原因のゆがみを整えていきます。
スポーツ外傷とスポーツ障害の違い
スポーツのケガには「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」の2種類があります。
スポーツ外傷は、一度の大きな外力が加わることで生じるケガです。
そのため、ケガの原因が明確だといえます。
一方で、スポーツ障害は繰り返し同じ部分に小さな負荷が加わることで生じるケガなので、原因が明確ではありません。
それぞれが起こる原因やケガの種類についてご紹介します。
【スポーツ外傷が起こる原因】
●接触
スポーツをしていれば、相手選手や道具とぶつかるような場面もあるでしょう。
その接触時の衝撃を受けて損傷する場合があります。
とくにアメフトやラグビー、柔道などのコンタクトスポーツで起こりやすいです。
●転倒
スポーツ中に転倒すれば、身体に大きな外力が加わることで損傷が起こります。
勢い余って転倒することもあれば、バランスを崩して転倒することもあります。
●瞬間的な動き
競技中にはフェイントやターン、ジャンプなど瞬間的な動作をすることがあります。
こうした瞬間的な動作では、身体に大きな負荷が加わるため、損傷につながることがあります。
【スポーツ障害が起こる原因】
●疲労の蓄積
人間は睡眠をとることで肉体の受けた疲労や損傷を修繕・回復します。
しかし、睡眠不足や栄養不足など何らかの原因で疲労が修復できなければ蓄積されていき、損傷につながる場合があります。
●繰り返す動作
同じ動作を繰り返すスポーツでは、同じ身体の部位に負荷が繰り返し加わります。
そのため、徐々にかかる負荷で少しずつ損傷してしまうことがあります。
●オーバーユース
練習のしすぎや、過度のトレーニングを行えば、筋肉や靭帯に疲労が蓄積されてケガを引き起こします。
●ウォーミングアップやクールダウンの不足
ウォーミングアップが不足すると、身体が硬い状態のまま動かすことになるため損傷が起こりやすくなります。
また、クールダウンが不足すれば運動による疲労が残るため、損傷につながると考えられます。
【スポーツ外傷の種類】
●捻挫
関節を支える靭帯が損傷している状態で、損傷度合いによって痛みや腫れは異なります。
とくに手首や足首に生じることが多いです。
症状は3段階にわけられますが、重症になれば手術が必要なこともあります。
●打撲
「打ち身」とも呼ばれ、身体を部分的に打ちつけたことで皮下組織が損傷している状態です。
押すと痛む圧痛や腫れをともない、血管が損傷しているときには皮膚の変色が起こります。
●肉ばなれ
「筋挫傷」とも呼ばれ、筋膜や筋繊維が断裂することを指します。
収縮する筋肉を反対へ伸ばす力が加わったときに発症することが多く、急なダッシュの動作で起こります。
ふくらはぎに発症することが多く、激しい痛みをともないます。
●骨折
骨にヒビが入ったり、折れたりしている状態です。
つよい痛みとともに可動域の制限や、骨の変形が生じることがあります。
【スポーツ障害の種類】
●野球肘
投球動作の繰り返しで起こる肘の障害です。
投球時や投球後に痛み、肘の曲げ伸ばしに違和感を覚えるようになります。
●テニス肘
上腕骨外側上顆という部分が炎症を起こしている状態で、肘の外側に痛みが生じます。
テニスをしている方に発症することが多いため、テニス肘と呼ばれています。
●シンスプリント
足の脛にある脛骨のまわりの骨膜が炎症を起こしている状態で、過度のランニングやジャンプ動作で発症することが多いです。
放置すると疲労骨折を起こすこともあるため、注意が必要です。
●ジャンパーズニー
膝蓋腱が炎症している状態で、ジャンプや着地など膝に繰り返し負担がかかることで生じます。
慢性的に膝の痛みを覚えます。
スポーツのケガの応急処置と予防法について
スポーツのケガは放置すれば悪化してしまい、回復が遅れる原因になってしまいます。
場合によっては悪化したことで手術が必要になることもあるでしょう。
痛みや違和感を覚えた場合には、すぐに応急処置を行ってください。
また、ケガをしないように日頃から予防もしっかり行うことをおすすめします。
【対処法】
スポーツのケガは、すぐに応急処置を行うことが大切です。
応急処置の方法は、「POLICE処置」と呼ばれる方法が一般的です。
●Protect(保護)
損傷箇所を保護して悪化や再受傷を防ぎます。
保護には包帯や三角巾、装具などを使用してください。
●Optimal Loading(適度な負荷)
早期に適度な負荷を与えれば、酸素や栄養が血液によって負傷箇所に運ばれます。
そうすると、損傷組織の修復が促進されると考えられます。
適度な負荷を与えるには専門知識が必要になるため、トレーナーや接骨院へ相談してください。
●Ice(冷却)
損傷箇所を冷やすことで炎症を抑えます。
保冷剤などをタオルで包み、15分冷やして様子をみます。
痛みが引かない場合には、時間を少し開けてから冷やすようにしてください。
●Compression(圧迫)
損傷箇所周辺を軽く圧迫することで腫れや内出血を防ぎます。
圧迫しすぎると血行不良が生じるため、適度に圧迫してください。
●Elevation(挙上)
損傷箇所を心臓よりも高い位置に挙げます。
血流が心臓に戻ることで腫れや内出血の悪化を防ぎます。
【スポーツのケガの予防法】
●テーピング、サポーターの使用
繰り返し同じ箇所を負傷する場合には、テーピングやサポーターを使用しましょう。
テーピングやサポーターを使用した部分が強化されるため、ケガの予防につながります。
また、精神的な不安も軽減されるため、スポーツのパフォーマンス能力も高まるでしょう。
●疲労をためない
疲労を溜め込めばケガにつながってしまいます。
運動をしたあとには身体をゆっくりと休めるようにしましょう。
ぬるめのお湯で入浴をすると疲労がとれやすいといわれています。
●ウォーミングアップやクールダウンしっかり行う
ウォーミングアップには硬い身体をほぐす役割があるため、運動前にしっかり行う必要があります。
ウォーミングアップをすることで急な負荷が身体にかかりにくくなりますし、転倒などのアクシデント予防にもつながります。
また、運動後はいきなり運動をやめるのではなく、ウォーキングやストレッチなどでクールダウンしましょう。
クールダウンさせることで筋肉の疲労を緩和させ、ケガを予防します。
●基礎トレーニングを行う
基礎トレーニングをしっかり行うことは、筋力の強化や関節の柔軟性の維持につながります。
トレーナーや接骨院へ相談し、自分に必要な基礎トレーニングを行うようにしましょう。
ゆるやか鍼灸接骨院の【スポーツによるケガ】アプローチ方法
スポーツにより起こるケガは、「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」の2種類に分けられます。
「スポーツ外傷」は、一度に強い力が加わって生じるケガのことで、捻挫、打撲、肉離れ、腱断裂、脱臼、骨折などがスポーツ外傷に分類されます。
受傷機転がはっきりしているのが特徴で、必ず急性の炎症症状を伴います。
一度に強い力が加わって生じるケガであっても、筋肉の柔軟性の低下や疲労の蓄積によるパフォーマンスの低下により、スポーツ外傷の発生率は上がります。
「スポーツ障害」は、スポーツのしすぎ・使いすぎ・間違った身体の使い方により、特定の部位に繰り返しの外力が加わることによって組織を損傷してしまうケガのことで、テニス肘、野球肩、ランナー膝、ジャンパー膝、シンスプリント、腰痛などがあります。
はっきりとした受傷機転がないのが特徴で、最初は違和感を感じることから始まり、回数を重ねる毎に痛みを自覚していきます。
当院ではスポーツ外傷が発生した時の処置として「POLICE処置」を適切に行い早期復帰を目指します。
スポーツ障害の場合でも状況により同等の処置が必要なこともあります。
早期に痛みを取っていくために手技療法、鍼灸、超音波療法、ハイボルト療法等を用います。
またテーピングや包帯による患部の適切な固定・保護を行うことで患部の早期回復を図ります。
早期の日常生活・運動の復帰、ケガの再発防止のため、患部へのアプローチだけでなく全体的なバランス調整、ストレッチ、筋力強化などでリハビリを行っていきます。
さらに、スポーツでの動作、筋肉の使い方、痛みづらい身体の使い方などもアドバイスさせていただいています。
※スポーツでケガをされた場合は、日常生活上のケガという位置づけですので健康保険の取り扱いが可能です。
※スポーツ障害保険や任意で入られている保険も併用して使用することも可能となります。
※障害保険などは1度加入されているプラン等の確認が必要です。
著者 Writer
- ソ チョンデ
徐 貞大 - 所有資格:柔道整復師・はり師・きゅう師
生年月日:1976年4月6日
血液型:O型
出身:茨城県
趣味:スポーツ観戦、街の探索、読書
得意な施術:鍼灸施術、トリガーポイント施術
ご来院されるお客さまへ一言:皆さまが元気に過ごすための健康な身体作りのお手伝いをさせていただきます。