頭痛の原因・症状でよくあるお悩み
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肩こりと頭痛に
悩んでいる -
天気が悪くなる
と頭痛が起こる -
頭痛薬を飲まず
に症状を
緩和したい -
自分の頭痛の
種類が知りたい
頭痛には3つのタイプがあります
頭痛が慢性的に起こるため、悩まされているという方は非常に多いといわれています。
頭痛といっても全てが同じ原因で起こるわけではありません。
病気やケガ以外の理由で起こる頭痛は、
「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発性頭痛」の3つのタイプにわけられます。
ご自身の頭痛タイプを知り、原因に応じた対処・予防を行いましょう。
そうすれば、薬に頼ることなく頭痛の緩和や改善が期待できます。
ここでは、頭痛の種類別の特徴や対処・予防法をご紹介します。
頭痛でお悩みの方におすすめのメニュー Recommend Menu
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接骨院の代表的な施術のひとつが、「鍼灸」です。
鍼灸には古い歴史があり、さまざまな効果が期待できる施術になります。
肩こりや腰痛などの慢性症状だけではなく、捻挫や肉離れなど急性症状にも対応することが可能です。
鍼灸の仕組みや効果、改善が期待できる症状について詳しくご紹介していきます。
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水素吸入療法は、今注目されている施術です。
水素ガスを酸素とともに体内へ取り込むことで、悪玉の活性酸素を除去することができます。
悪玉の活性酸素は、加齢や日常の習慣が原因で誘発されています。
この悪玉活性酸素を除去すれば、アンチエイジング効果や体質の改善、疲労回復などさまざまな効果が期待できます。
水素吸入療法の詳しいメカニズムや期待できる効果について詳しくご紹介します。 -
日常生活の習慣や不良姿勢により生じた身体は、ゆがみが生じてしまいます。
身体のゆがみは肩こりや腰痛、頭痛、倦怠感などさまざまな不調を引き起こす原因です。
整体では不調症状の緩和だけではなく、身体の状態を確認しながら不調の根本の原因のゆがみを整えていきます。
頭痛タイプ別の特徴や原因を知りましょう
頭痛タイプは、「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発性頭痛」の3種類があります。
ご自身の症状やライフスタイルなどから頭痛タイプを知ることが、頭痛の改善につながります。
頭痛タイプ別の特徴や原因についてご紹介します。
【緊張型頭痛について】
緊張型頭痛は、頭痛タイプのなかでもっとも多いといわれる頭痛です。
頭に締めつけられるような痛みがある場合や、デスクワークが多い場合には緊張型頭痛の可能性があります。
男性よりも女性に生じやすいといわれています。
【緊張型頭痛の症状】
●頭痛
頭の奥が痛み、後頭部から側頭部、額を中心に締めつけられるように感じられます。
頭の重さ、圧迫感を覚えることもあるでしょう。
頭痛は30分~1週間ほどつづき、慢性的に1日中痛みがつづくような方もいます。
●頭痛以外の症状
頭痛による吐き気や嘔吐が発生するようなことは少ないです。
動くと悪化するようなこともないため、日常生活には支障が出にくいという特徴があります。
【緊張型頭痛の原因】
緊張型頭痛のおもな原因は、血流不良だといわれています。
頭まわりの血流が悪くなることで炎症が発生し、痛みが生じると考えられています。
緊張型頭痛を招く血流不良の原因には、次のようなことが挙げられます。
●頭、首、肩まわりの筋緊張
筋肉が緊張して硬くなれば、血管が圧迫されて血流不良が起こりやすくなります。
頭・首・肩の筋緊張による血行不良は、緊張型頭痛を引き起こす原因のひとつです。
不良姿勢やデスクワークによる長時間の同一姿勢は筋緊張を引き起こします。
●下半身の冷え
下半身が冷えると上半身に熱がこもり、熱循環が低下します。
すると、血の巡りが悪くなり、頭痛が起こると東洋医学的な観点からは考えられています。
●目の酷使
目をつかいすぎると目の奥の筋肉が緊張し、顔の血流が悪くなることで頭痛が起こります。
●ストレス
ストレスがあると自律神経のバランスが乱れてしまいます。
自律神経は血液循環をコントロールする作用があるため、バランスが崩れることで血流不良を招いて頭痛につながることがあります。
●片頭痛の混合型
緊張型頭痛のある人が、片頭痛を起こす「混合型」もあります。
【片頭痛について】
片頭痛は女性に多い発作性の頭痛です。
症状が悪化することもあり、日常生活に支障をきたすようなケースもあるでしょう。
【片頭痛の症状】
●頭痛
こめかみから側頭部あたりにズキンと脈打つような痛みを覚えます。
片側もしくは両側が痛み、数時間から数日は痛みがつづきます。
●頭痛以外の症状
吐き気や嘔吐をともなうことがあり、痛みのせいで寝こんでしまうなど生活に支障をきたします。
頭痛発作が始まると、光や音に敏感になりやすいです。
また、発作前に視野に光の波がみえる「閃輝暗点(せんきあんてん)」という前兆が現れることもあります。
【片頭痛の原因】
片頭痛が生じる原因は、頭の血管の急激な拡張だと考えられています。
血管に急激な拡張が生じるのは、次のようなケースです。
●気候の変化
梅雨時など低気圧のときは頭痛が悪化する傾向にあります。
気圧が下がることで身体にかかる気圧が減少し、血管が拡張すると考えられています。
●ホルモンバランスの崩れ
女性の場合、月経前や閉経前後はホルモンバランスが乱れます。
ホルモンバランスが乱れると血流が不安定になるため、片頭痛が起こりやすいです。
●ストレス、精神的緊張からの解放
ストレスや精神的緊張を感じると、交感神経が優位になります。
しかし、ストレスや精神的緊張から解放されればリラックスし、副交感神経が優位になります。
この2つの自律神経が切り替わる際に血管が拡張され、頭痛が起こりやすいです。
●物理的刺激
片頭痛が起こると感覚刺激が過敏になり、刺激を受けることで症状が悪化します。
物理的刺激には、強い光や騒音、臭いなどが挙げられます。
●生理的刺激
物理的刺激だけではなく、血管の拡張を引き起こすような生理的刺激も片頭痛のリスクや症状の悪化を招きます。
疲労や睡眠の過不足、アルコールやチーズなど血管を拡張する作用のある食べものの摂取、脱水などが生理的刺激として挙げられます。
【群発性頭痛について】
群発性頭痛は、頭痛タイプのなかでも痛みがもっとも強いタイプです。
働き盛りの年代の男性に発症することが多く、周期的に症状が現れるという特徴があります。
【群発性頭痛の症状】
●頭痛
目の奥をえぐるような激しい痛みを覚えます。
とくに睡眠中や明け方に発生し、片方の目の奥に症状が現れます。
1年に1~2回の周期で発生し、1ヵ月くらいの期間で毎日ほぼ決まった時間に発生します。
●頭痛以外の症状
目の奥の痛みにともない、充血や涙、鼻水などの症状が現れることもあります。
【群発性頭痛の原因】
原因は明確にされていませんが、目の後ろを通る血管が拡張して炎症を起こしていると考えられています。
群発性頭痛を引き起こす血管の拡張が起こる原因には、次のようなものが挙げられます。
●生活リズムの乱れ
人間の身体には体内時計が備わっており、身体の機能をコントロールしています。
夜更かしや昼夜逆転の生活など、生活リズムが乱れると体内時計にも乱れが生じます。
体内時計は視床下部にあるため、目の後ろにある血管に影響を与えて群発性頭痛を引き起こすと考えられています。
●ストレス
ストレスがあると、自律神経のバランスは崩れてしまいます。
視床下部には自律神経によってコントロールされているため、自律神経の乱れが視床下部近くの血管に影響して群発性頭痛を引き起こすと考えられます。
頭痛タイプにあった対処・予防を行いましょう
頭痛タイプごとに頭痛が生じるメカニズムが異なるため、頭痛タイプに応じた対処・予防をすることが大切です。
それぞれの対処・予防法をご紹介するので、自分の頭痛タイプにあった対処・予防を行ってください。
【緊張型頭痛の対処法】
●首や肩を温める
首や肩を温めれば筋緊張がほぐれて血行が促進されるため、頭痛の緩和が期待できます。
肩までしっかり入浴すれば、全身を温められます。
ぬるめのお湯に15~20分ほど浸かることをおすすめします。
入浴できない場合には、カイロや温めたタオルを首や肩にあてましょう。
●首や肩をストレッチする
首や肩をストレッチすれば、硬くなった筋肉の柔軟性を取り戻し、頭に血液を送ることができます。
とくにデスクワークがつづくときは首や肩の筋緊張が起こりやすいです。
合間に休憩をはさみ、首や肩をまわしてストレッチするようにしてください。
【片頭痛の対処法】
●痛みが出ている部分を冷やす
痛みが出ている部分を冷やせば、血管の拡張が抑えられて頭痛の緩和が期待できます。
保冷剤をタオルで包み、15分ほど冷やしてみてください。
●ツボを押す
こめかみには、「太陽」という頭痛の緩和が期待できるツボがあります。
親指の腹で押してください。
●横になって休む
片頭痛は動けば悪化するので、横になって休みましょう。
光や音などの刺激は避け、静かな暗い部屋を選んでください。
●カフェインの含まれた飲みものを飲む
カフェインには脳の血管を収縮する作用があるため、カフェインを摂取することで頭痛の緩和が期待できます。
コーヒーや、紅茶、緑茶をカップ2杯程度を目安に飲みましょう。
●食生活を見直す
食生活はホルモンバランスに影響するため、見直すことでホルモンバランスが整い、頭痛の緩和につながります。
イソフラボンは女性ホルモンに似た成分になるため、豆腐や納豆など大豆製品をとるようにしましょう。
【群発性頭痛の対処法】
●タバコやアルコールを避ける
タバコやアルコールは血管を拡張する作用があるため、群発性頭痛がある時期に摂取すれば血管が拡張されて痛みが悪化しやすくなります。
群発期にはタバコやアルコールは避けましょう。
●入浴や激しい運動を避ける
入浴や激しい運動は血流を促進します。
血流が促進されれば痛みが悪化するため、群発性頭痛が生じている時期には避けましょう。
【緊張型頭痛の予防法】
●温めて血流を維持する
首や肩を温め、血流の流れを維持すれば緊張型頭痛の予防になります。
日頃から入浴して全身を温めたり、首や肩をカイロやホットタオルで温めたりしましょう。
●規則正しい生活を心がける
寝不足やバランスの悪い食生活など、生活習慣に乱れがあれば血流不良を招きます。
規則正しい生活することで緊張型頭痛の予防につながります。
●ツボを押す
緊張型頭痛の改善・予防におすすめのツボを押しましょう。
百会(ひゃくえ):頭頂部の真ん中あたりの少し凹んでいる部分
風池(ふうち):髪の生え際あたりにある大きなくぼみの外側の左右2箇所
天柱(てんちゅう):風池よりもさらに下の位置の左右にあるツボ
肩井(けんせい):首の真ん中と肩の端を結ぶ中央にあるツボ
太陽(たいよう):両側のこめかみより少し内側にあるツボ
【片頭痛の予防】
●規則正しい生活を心がける
規則正しい生活は自律神経を安定させて血流の循環も整えることができ、片頭痛の予防につながります。
夜更かしは避け、栄養バランスの整った食事を心がけましょう。
●左右バランスよく嚙む
歯にアンバランスが生じると、片頭痛が起こりやすくなります。
食事の際には左右バランスよく噛むことを心がけましょう。
●ストレスを溜めこまない
ストレスが溜まると、解放された時に血流が急激に拡張して片頭痛が起こりやすくなります。
こまめに日頃からストレスを発散するようにしましょう。
●ツボを押す
片頭痛の改善・予防におすすめのツボを押しましょう。
合谷(ごうこく):手の甲の親指と人差し指の骨があわさる部分にあるツボ
太陽(たいよう):両側のこめかみより少し内側にあるツボ
足臨泣(あしりんきゅう):足の甲の薬指と小指のつけ根にあるツボ
手三里(てさんり):肘を曲げたときに生じる腕の外側のシワから手首側に向かって指3本の部分
【群発性頭痛の予防法】
●規則正しい生活リズムを継続する
生活リズムが崩れると体内時計が乱れて群発性頭痛の発症リスクが高まります。
決まった時間に就寝や食事を行い、規則正しい生活を維持しましょう。
ゆるやか鍼灸接骨院の【頭痛】アプローチ方法
頭痛でお悩みの方のお身体は、頭部の筋肉の硬さだけでなく、首から背中(ひどい場合は腰から足部)まで筋肉の緊張が続いてる事があります。
当院では頭痛に対して、【手技】【鍼灸】【骨格調整】を中心に施術を行います。
【手技療法】
頭部全体の筋肉(特に側頭部・後頭部の筋肉)、首まわり、肩甲骨まわり、背中の筋肉を中心にほぐしていきます。
それにより滞った頭部内外への血流が戻り、症状の改善が見込めます。
【鍼灸治療】
鍼は手技では届きにくい深部の筋肉に対してアプローチしていきます。
また、お灸を使用することで首や背中まわりの筋肉の緊張緩和と血行促進が期待できます。
また、東洋医学的な観点から「経絡」と呼ばれる「ツボ」の通り道を刺激することで頭痛の症状にアプローチすることが出来ます。
※鍼が苦手な方は、ハイボルテージ電気治療でのアプローチも可能です。
【骨格調整】
専用の調整器具を使用し頚椎や骨盤の位置異常を整え、不良姿勢や血液循環・筋肉の緊張状態の緩和が期待出来ます。
著者 Writer
- ソ チョンデ
徐 貞大 - 所有資格:柔道整復師・はり師・きゅう師
生年月日:1976年4月6日
血液型:O型
出身:茨城県
趣味:スポーツ観戦、街の探索、読書
得意な施術:鍼灸施術、トリガーポイント施術
ご来院されるお客さまへ一言:皆さまが元気に過ごすための健康な身体作りのお手伝いをさせていただきます。