寝違えの原因・症状でよくあるお悩み
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朝から首が痛み
動かしにくい -
首が痛くて
後ろを
振り向けない -
首の痛みと
腕のしびれ
がある -
寝違えの
症状を
緩和したい
寝違えが起こったときに適切な対処をしていますか?
朝目が覚めて首の痛みを覚えた場合、
寝違えを起こしている可能性があります。
寝違えは誰にでも起こるものであり、
何度も経験したことがあるという方も多いのではないでしょうか。
寝違えは適切に対処すれば、症状の緩和や早期回復が期待できます。
しかし、放置や誤った対処をしている方は多いものです。
ここでは、寝違えの症状や原因とあわせて、適切な対処・予防法をご紹介します。
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ケガや病気を医療機関でみてもらう場合、保険証を提示して健康保険で診療を受けます。
また、交通事故のケガであれば自賠責保険、仕事が原因のケガや病気であれば労災保険を利用することになります。
こうした保険は、接骨院でも利用が可能です。
保険で施術を受ければ、保険に施術費用の一部もしくは全額を負担してもらうことができます。
接骨院で利用できる保険の種類やケガの種類についてご紹介します。 -
接骨院の代表的な施術のひとつが、「鍼灸」です。
鍼灸には古い歴史があり、さまざまな効果が期待できる施術になります。
肩こりや腰痛などの慢性症状だけではなく、捻挫や肉離れなど急性症状にも対応することが可能です。
鍼灸の仕組みや効果、改善が期待できる症状について詳しくご紹介していきます。
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日常生活の習慣や不良姿勢により生じた身体は、ゆがみが生じてしまいます。
身体のゆがみは肩こりや腰痛、頭痛、倦怠感などさまざまな不調を引き起こす原因です。
整体では不調症状の緩和だけではなく、身体の状態を確認しながら不調の根本の原因のゆがみを整えていきます。
寝違えの原因は日常生活の習慣のなかにあります
寝違えに適切な対処をするには、原因や症状について知っておく必要があります。
睡眠中に筋緊張によってこりかたまった首を朝目覚めて急に動かすことで発生します。
寝違えの原因となる首の筋緊張は、どのようなことが原因で生じるのでしょうか?
引き起こす原因や、症状についてみていきましょう。
【寝違えを引き起こす原因】
●寝相
泥酔したまま寝てしまったときや、体調不良のときには、寝返りが制限されてしまいます。
そうすると、睡眠中に首を動かすことが減ってしまい、首まわりに筋緊張が生じます。
●睡眠中に同じ姿勢が長くつづく
私たちは、睡眠中に寝返りをうつことで筋肉の緊張が起こらないようにしています。
しかし、睡眠中に寝返りが少なく、不自然な姿勢がつづけば一部の筋肉に血行障害が起こります。
とくにソファーやこたつなどベッド以外の場所で寝ると不自然な寝姿勢がつづき、血行障害による寝違えが生じやすいです。
●前日の筋肉の疲労
前日に普段しないスポーツや肉体労働をすると、一部の筋肉が痙攣を起こしてしまいます。
また、頸椎の後ろにある関節の袋(関節包)に炎症が起こり、寝違えが生じます。
●身体にあわない寝具の使用
高すぎる枕は、睡眠中に首を圧迫して血流障害を引き起こし、寝違えを招きます。
また、柔らかすぎるマットレスは身体が沈んでしまい、うまく寝返りを打てません。
そうすると、睡眠中に筋肉の疲労が蓄積されてしまい、寝違えが起こりやすくなります。
【症状】
●首の痛み
寝ていて目が覚めたときに、首に痛みを覚えます。
首の片側もしくは両側に痛みが現れ、肩から背部まで痛みが出てしまうこともあります。
●可動域の制限
痛みにより、首の可動域が制限されます。
とくに上をみる、後ろを振り向く動作が難しくなります。
●熱感
首まわりの組織が炎症を起こしているため、首に熱感を覚えることがあります。
●手のしびれ
首まわりの組織が炎症を起こすことで、近くを通る神経が圧迫されることがあります。
首には手につながる神経が通っているため、圧迫されることで手にしびれ症状が現れることがあります。
【寝違えと類似した症状の現れる病気】
●頚椎椎間板ヘルニア
頸椎の骨と骨の間にある椎間板に亀裂が入り、神経が圧迫されてしまう病気です。
首の痛みや手のしびれなどの症状が現れます。
●頚椎症性脊髄症
頸椎が変形し、脊髄を圧迫される病気です。
首や肩、腕、手など上肢に痛みやしびれ症状が現れます。
加齢による頚椎の変形が原因で生じることが多いといわれています。
●むちうち
交通事故やコンタクトスポーツが原因で生じることの多いケガです。
首まわりの組織が損傷し、首に痛みや手のしびれなどの症状が現れます。
寝違えは放置せずに対処することが大切です。
寝違えには、急性期と慢性期があります。
急性期は、発症直後の炎症を起こしている時期です。
慢性期は、炎症が落ちついて痛みが緩和されてくる時期になります。
それぞれの時期に応じた対処を行い、早期回復を目指しましょう。
また、寝違えが繰り返し起こりやすい場合には、予防を心がけてください。
【急性期の対処法】
●アイシングをする
急性期は患部が炎症を起こしています。
アイシングすることで炎症を抑制すれば、悪化予防や痛みの緩和につながります。
保冷剤をタオルで巻き、15分ほど冷やしてください。
●安静にする
寝違えが起こると、痛みや可動域を確認するために首を動かす方も多いのではないでしょうか。
しかし、首を動かせば炎症が拡大し、悪化する場合があります。
発症直後は安静にし、無理にマッサージなども行わないようにしましょう。
【慢性期の対処法】
●首や肩をマッサージ、ストレッチする
慢性期は首まわりの筋肉が緊張しているため、柔軟性を高めることで動かしにくさが緩和されます。
マッサージやストレッチで筋肉の柔軟性を高めましょう。
ただし、ストレッチは痛みがなくなってから行うようにしてください。
●ツボ押し
落枕(らくちん)というツボは、寝違えの症状緩和が期待できます。
手の甲の、人差し指と中指の骨が交わる部分にあります。
また、肩中兪(けんちゅうゆ)というツボは肩や腕、背中の痛みやしびれに効果が期待できます。
首を前に倒したときに、首の後ろに出っ張る骨から中指2本分ほど外側の位置に存在します。
【寝違えの予防法】
●身体にあった寝具を選ぶ
身体にあわない寝具の使用は、寝違えを引き起こす原因になります。
高い枕は避け、横を向いて寝たときに首から背中にかけてまっすぐになるような高さが理想的だといわれています。
また、マットレスは柔らかすぎずに寝返りのうちやすい硬さのものを選びましょう。
●寝方に注意する
長時間同じ姿勢で寝てしまうようなことがあれば、血流障害から寝違えが起こりやすくなります。
泥酔して寝てしまわないようにすることや、ソファーやこたつなどでは寝ずにベッドで寝るようにしましょう。
●身体を温める
筋肉が疲労した状態のまま寝てしまうと、睡眠中に痙攣を起こして寝違えが生じる場合があります。
疲れた日には湯舟に浸かるなどして身体を温めましょう。
身体が温まれば血流が促進され、疲労物質が流されて寝違えの予防につながります。
●首をストレッチする
首まわりの筋肉の柔軟性が低下すれば、炎症が起こりやすく寝違えのリスクが高まります。
日頃から首を上下左右に動かしたりまわしたりして、ストレッチをするようにしましょう。
とくにデスクワークをしていると首まわりの筋緊張が起こりやすいので、休憩をはさんでストレッチをするようにしてください。
ゆるやか鍼灸接骨院の【寝違え】アプローチ方法
一般的に寝違えと呼ばれる症状の多くは、首周辺の筋肉が軽度の肉離れ、または頚椎の捻挫を起こしている状態を指します。
「寝違えなんて放っておけば自然と治るだろう!」とお思いかもしれませんが、寝違えは悪化すると首、肩、背中の痛みや張り感、違和感が慢性化したり、頭痛、めまい、しびれなどの症状をともない痛みやしびれと長いお付き合いになる可能性も考えられます。
軽度の場合、痛みや違和感などの症状は数時間から数日で改善していくと思われます。
重症になるほど回復までの期日を要しますので、寝違えは放置せず早めに対処することが大切です。
そのままにしておくと、自然治癒能力がどんどん低下していき痛みが中々引かなくなります。
当院では寝違えに対して、炎症期にはアイシングを施し、痛みに対してハイボルテージや超音波などの電気療法を行います。
炎症が治まった段階で温熱療法で血行を改善し手技やストレッチなどで首や肩、背中などの筋肉をほぐします。
また、鍼灸やテーピングなどの施術を併用することで、より早い症状の改善が見込めます。
※寝違えは急性の筋肉および関節の損傷により発生するため、健康保険での施術が適応されます。詳しくは当院にお尋ねください。
著者 Writer
- ソ チョンデ
徐 貞大 - 所有資格:柔道整復師・はり師・きゅう師
生年月日:1976年4月6日
血液型:O型
出身:茨城県
趣味:スポーツ観戦、街の探索、読書
得意な施術:鍼灸施術、トリガーポイント施術
ご来院されるお客さまへ一言:皆さまが元気に過ごすための健康な身体作りのお手伝いをさせていただきます。